使 用 す る 楽 器

■プライムギター


■ソプラニーノギター

■ソプラノギター

■アルトギター

■プライムギター

■アルトチェンバロギター

■プライムチェンバロギター

■バスギター

■コントラバスギター

■ギタロン

■パーカッション

■その他









■プライムギター
いわゆる「普通のクラシックギター」。
primeとは「基本的な」という意味。後述のアルトギターなどと区別をつけるために後から付けられた名前である。
6本の弦と19のフレットを持ち、一般的には、6弦側からE2・A2・D3・G3・B3・E4(ミ・ラ・レ・ソ・シ・ミ)に調弦され、音域はE2〜B5
ギターアンサンブルでは中音域とされる。クラシック曲ではオーケストラでいうヴィオラ的な役割、ポピュラー曲ではコード演奏中心の伴奏的役割が与えれる。
■ソプラノギター
洋ナシ型の小さなギター。プライムギターの1オクターブ上に調弦する。6弦側からE3・A3・D4・G4・B4・E5(ミ・ラ・レ・ソ・シ・ミ)
高い歯切れのよいオルゴールのような音を出す。大編成の際のみに装飾楽器として使われることが多い。
■アルトギター
レキントギターとも呼ばれる。
プライムギターより小振りで、完全5度上に調弦する。
6弦側からB3・E3・A4・D4・F#4・B5で開放弦はプライムの7フレットにカポダストをつけたのと同じ状態。
プライムギターより弦の張りが強く、明るい音がでる。
ギターアンサンブルでは高音域。オーケストラのヴァイオリンに相当する楽器で主旋律、副旋律を担当。ソロも多い。
■アルトチェンバロギター
アルトギターと全く同じ調弦・音域だが大きさはアルトギターよりもさらに小振り。鍵盤楽器のチェンバロ(ハープシコード)を模して作られた楽器で、すべての弦は金属で作られており、右手に針を付けて演奏する。6弦のものと、写真のように復元の12弦のものとがある。
ハープシコードに近い音をだし、通奏低音の一角として主に和音による装飾旋律を担当。
■プライムチェンバロギター
プライムギターと全く同じ調弦・音域。アルトチェンバロと同じくハープシコードを模してつくられた楽器。単弦の物と、写真のように複弦の物とが存在する。右手につけた針やピックで演奏する。
バスギターなどと一緒に低い旋律を奏でることが多い。
楽器自体がたいへん高価なため、このギターを所有しないアンサンブルや、金属弦のアコースティックギター(フォークギター)で代用することもある。

■バスギター
プライムギターより一回り大きく、4度下に調弦する。6弦側からB2・E2・A3・D3・F#3・B4でアルトギターの1オクターブ下にあたる。
低音の中心的存在で、オーケストラのチェロに相当する。
芯のあるふくよかな音を出す。ベースとしてリズムを刻むことが多いが、まれに低音ソロが与えられる。
■コントラバスギター
バスギターよりもさらに一回り大きく、プライムの1オクターブ下に調弦する。6弦側からE2・A2・D3・G3・B3・E4(ミ・ラ・レ・ソ・シ・ミ)
芯のある音色のバスギターと、後述のやわらかい音色のギタロンの橋渡しをする役割。このギターを所有しないアンサンブルも多い。
■ギタロン
もともとはメキシコの民族楽器。カブトムシのような独特の形をしている。
コントラバスギターと同じく6弦側からE1・A1・D2・G2・B2・E3でプライムギターの1オクターブ下に調弦する。フレットはない。
エンドピンを使ってチェロのようにギターを床に立て、両足でかかえて演奏する。他のギターと違い、親指と人差し指で弦をつまんで演奏する。
オーケストラにおけるコントラバスに相当し、やさしい低い響きをする。



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